【滝沢歌舞伎ZERO 2021】(2021.4.8~5.16新橋演舞場・6.2~6.27御園座)

滝沢歌舞伎ZERO2021の感想だけはちゃんと残そうと、これ書き始めたのはラウちゃん18歳のお誕生日、自分的千秋楽だった6/26の翌日でした。なんて時間かかっちゃってるんでしょうかw

 

その後HELLO HELLO発売されたりおそ松さんで映画になることも発表されたり、本日にいたりましてはアルバム発売のお知らせをいただきました。もはやついていくのに必死だけど、必死になるくらいならついていかなくてもいいかなーとも思ってみたり。

 

言葉足らずだね。

ついていくことが出来ず好きの芯が揺らいでしまうくらいなら、自分のペースで好きな渡辺翔太だけを見ていられたらその方が心地よい。ということでしょうか。

 

滝沢歌舞伎ZERO2021の感想残さずには前に進めない。まあ旧式オタクの足掻きってとこでしょうw

 

 

ってことでのんびりいきますw

 

 

 

*4.25~5.11中止

 

2021年7月のお仕事をたどれば、おそらく大千穐楽翌日の6/28もたくさんのお仕事に取り組んでいてくれたのであろうSnow Man。デビュー前も年がら年中何かしらの舞台続きで、シアタークリエが終わる初夏のころようやく一息つけるのかな?というお忙しさだったけど、デビューした今はメディアのお仕事の間に舞台が挟まれる…ように忙しさが変わっていくのかな。

変わっていくあなたの姿どんな形よりも愛しいなんて美しい曲があるけれどね。テレビでパフォーマンス見られるのも新しいお仕事で新しいお顔見られるのももちろんもちろん嬉しい。

けれど板の上に立つ渡辺翔太の息遣いはやはり格別だったよ。これからも年に一度で充分だから劇場に足を運ばせてもらえたらいいな。

 

 

そんなこんなでコロナ禍波瀾含みの滝沢歌舞伎ZERO2021もなんとか無事幕を下ろし、キープダッシュで次の季節へ駆けて行くSnow Manですがもう少しだけ私は、春の踊りのよぉ〜いやさぁに浸ろうとここに居る次第です。

 

今までどおりに進まなくて当たり前の昨今果たして同じように物事が進むとは思えないし、御園座千穐楽に来年のお知らせなどは何もなかったそうなので、ここ以降のイメージを抱くことがいつもより少し難しいのだけれど、

いつもの流れならばフルモデルチェンジをした年をベースに、翌年ブラッシュアップされマイナーチェンジ、3年目に完成形の印象があるので、18年からのZEROのスタイルはいったんのピリオドなのかな?という推測。

 

それを踏まえて来年ガラリと変わってしまったとき、この3年の滝沢歌舞伎ZEROを自分内でいつでも思い出せるように…の覚書です。

 

采女橋公園に桜の花びら残るころ、舞終わり、新緑の頃、いそいそと新幹線に乗り新橋演舞場に足を運ぶのが春のルーティンでしたが、本年は本当にチケット運に恵まれず、これで何年か続いた東銀座詣も途絶えてしまうのかと絶望するころ、いわゆる女神様の出現で宣言直前の遠征がかないました。

 

渡辺くんが演者としてお名前挙げていただいた日生劇場初年から3年、そこから新橋に移った13年の滝沢歌舞伎以来、コロナ禍20年の映画の年を置いては、なんとか今年もその入場口をくぐることを継続できてそれだけで充分と思える、デビュー2年目のSnow Manです。当日券の買えたころが本当に懐かしいね・笑。今年はすんごい前のめりであっちこっち見て、そのたびにごそごそ体まで動かすおそらく舞台観劇未経験?くらいのおばさんが真ん前にいて、最初それすら感慨深かったな(いやさすがに背中つけてくださいってお願いしたけどね)笑。

 

そして御園座。2018年大千穐楽オープニングで滝沢くんが両隣の岩本深澤の手を握ったのを起点に美しい波形を描き上下の端まで到達するのを総毛立つのを感じながら眺めたのが3年前。あの時のカテコで佐久間くんはSnow Man御園座に戻ると言ってくれましたが、まさか彼らが本当にこんな未来を現実に引き寄せられるとは正直思ってはいなかった。信じてなくてごめんね・笑。

 

舞台中、何度か渡辺くんが御園座のゼロ番に立つシーンごとに泣きそうだったよ。大きくなったね。本当に嬉しかった。

 

そんな昔語りも含む感想ですのでいわゆるレポートではありません。ご了承いただけたら幸いです。

 

【一幕】

🔷オープニング 

ひらりと桜

桜の花びら舞うステージ上スクリーンに滝沢歌舞伎ZERO2021。序章が胸の高鳴りを煽るようにその音量をあげると開幕。凪いだ海面が紗幕に映し出される始まりは映画のオープニングと似ているけれど、まもなくその紗幕上に岩本くんの映像から順に浮かび上がり紗幕の奥に本人。上手に映像が映れば本人たちは逆の下手前のピンライトの下に立つようなかんじでほわんと浮かぶような見え方。渡辺くんは岩本くんの次2番目に上手から出てきて、その後立ち位置に入る頃、下手側に向井くんが入ってくるような流れ。岩本渡辺向井深澤目黒阿部宮舘佐久間ラウール。

紗幕が上がり始める時を同じくステージ奥から白い照明が彼らの背を照らすと、光り背負い浮かぶ9人のシルエットは本当にまばゆいばかりで、思わず薄く閉じてしまう瞼の奥で涙腺が緩むのを何度も感じました。

 

幕が上がり、流れ始めるのがもう当たり前にひらりと桜のイントロなんですよね。いつかも書いたことあるけど、滝沢くんがこだわり続けてそこだけは変わることがなかった春の踊りからいにしえのはじまりを、ZEROを機にひらりと桜に変えた意味は、まるごと滝沢くんからのSnowManへの愛情だろうと思ってます。

でもね、去年映画のエンディングで青い衣装に変わること示唆するのを見て〝あ、タッキーのピンクまではいただけなかったのかな?〟って思ったの・笑。ガラリと変えるのはSnow ManSnow Manの色で勝負しろって意味なのかと思ったんだ。とんだ感違いだったけど・笑。

青は医療従事者へのエールだそうです・笑。滝様のピンク色まで継承させていただいてるの見て南座初日号泣したもんだからついそんなふうに思っちゃったんだけどね。笑

 

青のドカ桜の吹雪く中、舞い始めるSnow Manはもはや二次元のようで。だけどね、衣擦れや踵鳴らす音、巻き上げる風圧が現実なんですよ。ああ、やっぱりステージに立つSnow Manはいいなあと改めて思った次第です。向井くんと歩みを進めBメロ歌い始めると、新橋や御園座前半で見たよりも、後半歌を自分流に引き寄せてるのも感動しちゃった。ちょいロック。なべロック笑。

 

🔷One Heart

宮舘向井目黒深澤岩本ラウール阿部佐久間渡辺

前奏中に青オーガンジー羽織を脱ぎステージに置き、各々歌い出しまではそのまま客席に背を向けて、紗幕おりるサビまでに横一列なるようかんじ。

 

本当に久しぶりに会う友人と一緒に入らせてもらった日があってね。話せば何も変わらないのに、やっぱり取り巻く環境がお互いずいぶん変わっていてね。ふっかのパートの♪ずっと変わらない景色と変わって行く時代思い出はいつまでも色褪せずに♪って歌詞がほんとに重くてさ、戻りたいなーとか、早くコロナなんとかならないかなーとか思うと泣けちゃったって話し。

 

あ、去年まではこのタイミングで組曲だったね。これまた前奏流れてきた瞬間むせび泣いてしまったけどね・笑。組曲まで継承させてもらえるんだぁぁぁぁ…(TT)…ってね(暑苦しい笑)。

 

紗幕スクリーンに医療従事者へのメッセージととれる映像?流れてたらしいけど、結局渡辺くんしか見られなかったからどんなメッセージだったかはわからずじまい苦笑。♪届く♪のとんがる〝く〟の口がかわいいって毎回メモに残ってる(もういい笑)。歌い始めも踊る時と同じように少し助走をつけて酸素大きく摂りこむと前傾になりながら大切に紡いでゆく言葉と一緒に吐き出す呼吸に、同じ場所にいられる悦びかみしめちゃった。なべしょって実在するんだなーってはじめて現場でお目にかかったときの印象のままだな、初心忘るべからず・笑。

 

岩本くんのご挨拶を残し上下へ捌け。ひーくんのお辞儀、いつ見ても心こもっててこちらの身も引き締まるやつ。

 

🔷九剣士

赤胴着白袴手甲風

本庄さんバトンからImpactorsの序章。御園座は盆回るけどセリはあがらないから、平面を反時計回りで下手に回ってきてImpactorsと向き合うところから殺陣。ZERO初年と映画で花道かげたんのマスクからの導入結構好きだったんだけどな。黒い影と白い影。今年はなかったね。

 

袴の腰板が低めにしっかり腰に乗っかって、下っ腹でぎゅって紐縛られてる和装のなべさんかっちょよすぎて心がふるふるしちゃう。着付けがとっても下手くそだった最初の頃思い出しちゃうんだよね。袴に出るスジまで本当に綺麗。

でね、途中でJACさん土台に飛ばしてもらうところで、踏み切り整えるために軽く跳躍して走り始めるのがかつてのバスケパフォ思い出しちゃってこれまた心がふるふる。はーかっこいい。やんちゃな逆手握りでズバッと斬り抜くのもハイキックも、跳ねた後の袴の裾チラリの下履き越しの細い足首もかっこよくて、萌え萌えに萌えたことメモ残しておく。

あ、どのタイミングだったか鈴木大河くんと刀合わせてることについてメモ残したつもりだったけど、いつだったかな←

そのあと上手から下手奥にむかって斜めに動線とる人が出てきて、刀さばきが〝え?滝様?〟って思ってよく見たら深澤くんだったって日が何日かあったんだ。殺陣姿だと胸の張り方とか?ちょっと似てきてる?って印象。笑

来年以降この場面が変わるなら、ほほーん内匠頭見たいなーとか戸板ももっとがっつり見たいなーすのの忠臣蔵見たいなーなど、ぼんやり願望残しておく笑。

 

🔷変面

岩本(白)向井(紫)目黒(赤)バレリーナ(2人)

ステンドグラスのモスク内風アラビアンのようなオリエンタルのような。ここは最初から変わらないのかな?詳細までは見てないけど←

毎年書いてるけど翻るマントと踊り子さんが岩本くんの面を黒に変える時が大好き。ヒューって言いたくなる言わんけど←

 

🔷Maybe

深澤阿部・佐久間ラウール

紗幕奥でストロボ上に浮かび上がるさくラウ芸術。お友達によれば新橋より御園座の方が照明ないときの紗幕奥が見えたんだって。照明の加減かな。これで最後かとも思った三宅くんの大切なパフォーマンスをこんな形で演じさせてもらえて、感慨深いのは私たち以上なのでしょうねえ。

 

🔷My Friend

宮舘(キューブ)渡辺(歌唱)

みやちゃんの上衣装チェンジ(黒→赤)

 

譜面どおりに歌うだけにとどまらず、この楽曲を完全に己に摂り込んで劇場を包みこむ渡辺くんの声熱に、何度でも心が揺さぶられた21年のMy Friendでした。そうして渡辺くんに心揺さぶられる感覚のデジャヴ感がハンパなくてその在り方をさがすとね、彼の舞姿に胸打たれた時のままだなあという感想でした。

渡辺翔太の舞姿は人の心を揺らすのです。

 

妖しげに儚げにそして激しくその曲の世界に浸透して踊りあげる渡辺翔太の舞姿に引き寄せられて惹き寄せられて今があるので、心臓がひたひたと潤むようなこの感覚を五感が当たり前に覚えていてね。歌声でも同じような感覚に見舞われて本当に幸せでした。

 

歌声での表現力に心が痺れるほどの感覚は今年のマイフレが過去いちばんなのかも。

 

…いや、あのときのあの曲とかその時のその曲にもそんなこと書いてきましたけどね笑。

ずっと最高を更新していく、渡辺翔太とは本当にすごい人なのです。

 

そう。でね。過去の渡辺くんを擁護するわけじゃないけど、声を失うほどのストイックなマイフレも、渡辺翔太の儚さそのもので大好きだったよ。んーそれを大好きという背徳感が好きというか…渡辺翔太に何かしらの背徳感を抱きつつ愛でることが好きというのかもしれないけど・笑。

 

結論。

表現者渡辺翔太は歌声でも人の心を揺さぶる。

 

映画のとき、みやちゃんがずっと頭上にいるのちょっと残念だったんだ。映画ならではで、きっと毎日の舞台となるとかなりきついフライングだったんでしょうね。今年は初年と同じタイミングで一度降りてきて、渡辺くんと交わるところでふたりが同じ双眼鏡内に収まるの至福のひととき。いつもと違って、見られる回数限られてたから、ほぼそのあたりしかみやちゃん見られなかったの本当に悲しいけど(TT)。きっと初年よりずっと進化したキューブだったんだと思うとなお(TT)。

滝沢歌舞伎ZERO2021映像発売のあかつきにはマルチアングルを。何卒。

 

渡辺くんの動線は初年から一貫して上手から出てサビで下手に向かいCメロみやちゃんおりてくるあたりでセンター、みやちゃんがGロケさんとあがるころさらに下手へ移動歌い上げ、旋回するみやちゃん見上げてフィニッシュ。歌に熱がこもると前傾になる時の立ち姿が内股になるのが、いわゆるジャニーズっぽかったな。ヒガシさんとかさキムラくんとかみたいな笑。

 

あとね、♪そばに〜♪で3つ指鳴らすの妖術かけるみたいだったね。この甘やかな気持ちがいつまでも解けないおまじない。だね。

 

この場面は以前の滝様と北山くんのBelieve Yourself、三宅くんとのLAST FOREVERあたりを受け継いだ感動蘇るので、もしまただてなべでこの場面させてもらえるなら次はみやちゃんバレリーナさんリフトしてフライングしてほしー(´∀`*)という願望(わくわく)。

 

🔷腹筋太鼓

上手バルコ横原くん・下手バルコ影山くん。バルコニーで太鼓できる?って副社長に聞かれてできませんとは言えないんだろう空気なんとなくだけどお察しします…笑。いつか影たんたちが地上に降りて別のジュニアがそこに上がる日が来たらそれはそれでしみじみしちゃいそう笑。お二人の間合いお見事でした!

 

最初から上下向き合いで腹筋太鼓。メカ太鼓の花弁膨らむ頃大輪咲かせる外輪。佐久間向井目黒のメカは時計回り。外輪盆は反時計回り。

 

で。

……なにその広背筋(@_@)……なにそのでっかい背中(@_@)

 

というシンプルかつ意味ない感想に尽きるけど笑。

 

寝た状態で腕広げたまま上がってくるとき、前はお腹が萎むというか筋肉以外の臓器どこいった?ってくらいペシャンコになって、肩甲骨がくぼみまくる(何たってこれが大好き)印象だったけど、横から見たお腹も分厚い腹斜筋やばΣ(-᷅_-᷄๑)。いや、いーけどさ。中身が渡辺翔太ならそれでいーんだけどさ←

盆回り出すと横にいるひーさんと目合わせて笑み浮かべる余裕あるのやばいでしょw滝様見てるよー来年さらに鬼ハードになっても知らんよーという若干の心配・笑。

あ、でもね。見比べるとやっぱがっしりみやちゃんのよりは、まだ小さかったんだ・笑。

 

🔷Black Gold

金黒それぞれの衣装。渡辺くんはロングの金ジャケット。

ImpactorsさんプロジェクションマッピングからのBlack Gold。すっぽんから佐久間くん。最後の方は出始めジャケット羽織ってる日が多かった記憶。さっくん一度ジャケットの袖が足元に絡まってた日あったっけな。下手手前に捌け。上手真ん中から向井くん。そのあと下からだて上手前からなべ、舞台奥真ん中からあべ、下いわめぐ上手からふっか。奈落からせりあがりでラウ。ラウールアクセントダンスのころには、一旦捌けたところからそれぞれが再入場して反対側の立ち位置に入るような感じ。

みなさんのタバコ芸はなんだろ?ダウンタウン模写?ちょっとここだけドリボみたい少年たちみたいだねって思いながら見てた笑。音楽の中に物語あるのミュージカルみたいで楽しい。振りはそのままでも随所になべアレンジ入れてくるのはその日の気持ちのままってところかな。はーうま…って顔してタバコ投げ捨てる恍惚の表情やばかったな。えっろいえろい。あとthat's rightごとのキメポーズがいちいち男くさくてイケてて天井知らずのポテンシャル。で、最終脱力する瞬間のリアリティー。こんなのはじめて…とか使い古したセリフ思わず言いたくなるようなクオリティー・笑。

 

🔷滝沢歌舞伎ZERO

化粧

ハの字高座で化粧。さくあべだていわラウふかこじなべめぐ。化粧前は椿くんと基くん。

Snow ManからImpactorsへの質問が後ろのスクリーンに出て、それにいんぱくさんが答える流れ。お題は日替わりだけど概ね同じもののローテ。その中でお誕生日とか入所日に少しだけ触れるような流れ。

次の出番控えるさくあべなべめぐから先に化粧終えて捌ける。

 

Wildfire

岩本くん振り付け。すの以外に振り付けするのはここがお初?おめでとうございます!

御園座初日だったかな?高座にひとり残るひーさんがいんぱくさんパフォーマンス終わる瞬間に軽く頷いて微笑む様が、お師匠さんの佇まいでなんかほどよく感動しちゃった。

 

桜の舞

はい。さてもさても。なんでこんなめんどくさい作業に取り掛かったかって、ここの感想どうしても残しておきたかったってだけだからね←

 

【A2メロで視線が花道にかわり奥からさく姫。愛しき人との束の間逢瀬で約束の場所を探すことしばし。足流して片膝立てた座状態ですっぽんから渡辺。その姿をみつけると、楚々と寄り、後ろからだーれだ?と両手で目隠し。その両手をやんわり握り振り返ると、道ならぬ恋に落ちたふたりの両の目はお互いをしかと映す。みたいなねーーーーー💙💖

座るさく姫の隣で膝立ち、ふたりで月を見上げるとおもむろに姫の手を取り逢瀬に相応しく舞台へ誘う。くーーーーっさっくんの手引く早足なべさんおっとこまえぇぇぇぇぇはい昇天😇】

 

これ映画の感想なんだけど【↑】

 

初年三角関係の恋模様の行方にやきもきしたらば次年、蓮之介(誰wいやこの物語のなかで勝手に自分のなかで名付けて楽しんでるだけだけど、目黒くんねw)が登場して、亮太夫を蓮さんに託してからの翔太さんはもうさく姫ぞっこんといった風情で、いや、御園座はじめの頃はそんなこと感じなかったんだけど、終盤にむかって顔の印象が初見のころとは全然違うの(〃ω〃)

 

Twitterにも書いたけど、なべさま特有のきつめの視線でお相手の心まで見透かすような鋭い眼差しでぐいっと見つめる(いや、それはそれで恋妖術かける風情とても好きなのですけど)最初の頃とは少し違って、

花道楚々とかけてきて目隠しするさく姫に対して「遅いではないか、月が雲に隠れてしまうではないか…」とでもセリフつけたくなるようなしっとりとした表情で振り返って(具体的には、少し困り顔というか眉尻をさげてトロンとした目で顎を引き気味にさく姫見やるかんじ)、そこからその手を愛しげに引き寄せてステージに移動するの。

……

もうねその芳しき湿度の高い顔ったら……

 

ガアアアアアアって頭抱えて叫びたかった(感想陳腐)

 

愛しくてたまらないものを渡辺翔太はそんな目で見るのかよorz←こんなの使うのちょっと恥ずかしいけどwまさにこんなかんじ

 

ついぞさく姫は翔太郎(誰w)との恋路を全うさせ幸せに幕をとじるのですぅぅぅぅ。完

ってかんじ・笑。

余談ですが、HELLO HELLO向けの直筆メッセージで「最近恋したこと」に対してさっくんが『女形のときのしょうた』って書いてるの見て、あの甘くて妖艶な眼差しそりゃ恋心も深まるってもんでしょうと、納得した次第です。

 

でもねなんせね、恋物語さることながらさくなべふたりの扇の動線のシンクロ素晴らしいなんてもんじゃないんすよ。ふんわりたわませる遊びの角度まで平行でもう心臓も感情も拍動半端なかった。渡辺くんは流れるように自然に持ち替える扇も優美だった。あとね、微細な無神経も許さないとでも言わんばかり、静止のときの肩幅立ち姿もかっこよかったんだ。さっくんの着物の裾一寸も踏まないように注意してたんじゃないかなあ。ってことでこの演目だけあと115万回でも見てられる。心臓早打ちすぎて寿命縮むかもしれんけど・笑。

 

あ、ほっとんどあべめぐ恋物語見られなかったんだけど←

一度は抗うも初めから蓮之介に身を委ねるつもりでいたのであろう亮太夫の、心もとなく胸元に置かれた左手と力なくうなだれる扇持つ右手の儚さ大好きでした。

 

来年もこれ4人…もしくはさくなべでお願いしますぅたきさまぁ。くるりんぱでひっぺがした打掛かぶった翔太郎さんがさく姫押し倒しつつ奈落落ちしてくやつ絶対絶対みたいですぅぅぅぅ🙏(まずはチケット)

 

 

五右衛門ZERO

映画の動きと概ね同じかな?情勢好転することがあれば、花道梯子とかまた復活してほしいなあ。花道で梯子おりてからまたがって舞台までみんなで滝様運んで後方にひっくり返した奥からトンネルくぐるみたいに出てくる渡辺くんかっこよかったから、あの辺大河くんがやるようになったら人目も憚らず泣くだろな(迷惑・笑)。

 

🔷組曲

パンフレット場割にはあり、新橋初日から数日はあったそうですがその日にち内での観劇はかなわず。またいつか、以前の5楽章分の組曲復活する日がきますように。

できるなら、いんぱくさんたちの後ろに例えば少年忍者くんたちとかも含めた大群舞の前列に立つSnowManで、かつての組曲がもう一度見られたらいいなあ。

 

2と5楽章部分はカットだったけど、いわゆる序章は残るかたち。映画の金魚鉢期待してたけど、あれを毎日はさすがに難しいかな・笑。もう来年はお目にかかれないのかな?本庄さん寂しいな。お疲れ様でした。

 

🔷花鳥風月

前場面、響く雷鳴から降りそぼる大粒の雨の下、静かに激しく決意するような趣きで徐に立ち位置につくと、雨音まで制するごとく静かにゆっくりと両腕を上昇させる真ん中の岩本くん。鈴の音と共に各々が激情を加速させる。いや、この入りめっちゃ好きでした。岩本くんコンダクター。

 

初見初っ端こういうとき、フォーメーションの1番上手あたりに視線を置いてしまう癖がまだあるんだけど、今回渡辺くんは下手でも真ん中あたりだからわりとすぐ視線定着させられるかんじ。みつけやすい位置にいてちょっと感慨深かったんだ・笑。

 

広がると最下手…って言っても花道より内側だよね。15番とかそのへん。でさ、渡辺くんの1番くらい上手側の後ろにさっくんがいてさ。やっぱ一幕終わりの演目でさくなべ同じ双眼鏡内に収まるってエモすぎて泣きそうになるんだって、滲ませたくないから泣かんけどさ。Jr.時代固定立ち位置のときは概ね上手でずっと隣だったふたりです。

 

渡辺くんは4月に見せてもらったときから、ちょっとずつなべ流花鳥風月に仕立て上げてたね。♪冬を待つ〜でカウントふたつでダウンしたからみんなそうなったのかと思ったら、お隣らうちゃんは映画と同じくみっつでカウントとってた・笑。でももうAメロからトップスピードでガンガン踊り倒す渡辺くんが放射してくる熱の量たまらんよ。やっぱり踊る渡辺翔太が何より何より好きです。

あ、腕とか胸とか確かに大きくなってるんだけど、空を斬る動線がシャープだからなんか雑誌とかで見るより細くみえたな。

 

Cメロに向かって最上手に移動して大サビ。一旦脱力するとき波打たせる背中や項垂れる首のラインまで美しいセンスの良さたまらんし、力溜めて起き上がってくるとき、背骨一個ずつ乗っけて身体引っ張り上げて、その流れに乗って無造作に前髪すべて掻き上げると一糸纏わぬ渡辺翔太の尊顔が降臨する瞬間の神々しさったらもうまさに冥土の土産よ。

 

どれだけ筋肉つけようがおっきくなろうが。バブいとか5歳児とかおそ松とか。ここまできたらもはや中身が渡辺翔太ならもうどんなイメージでも受け入れられるけど…

 

踊る彼から放たれる思わず泣きたくなるほどのエナジーを、受け止める瞬間の恍惚の中毒性を断ち切ることができずまだ渡辺担をしています。

鬼気迫る集中力で楽曲の世界を体現すべく己の全表現力放って舞う。板の上の渡辺翔太が自分のなかではやっぱりいちばんです。いちばん見ていたいSnow Manなのです。まあ今のところ。笑

 

 

【ニ幕】

あべぞうちゃんがあの世に行ってしまった設定で、新たにだてたま(犬)。あべちゃんは帳簿係から現場復帰したやすべえさん。ふっかはおまるでひーさんは新吉。黒影組の官兵衛半兵衛以蔵、金銀之助もそのまま(雑な覚書すぎる・笑)。おまるちゃんの数珠がピンク色のお念珠でかわいかったけど真言宗なら略式の御数珠だなーとかかじりたての知識w

Impactorsさんは江戸の町人で新くんだけ盗人。

 

さっくんのギャグネタとか細かくはいろいろあったとして←

以蔵が落とした妹小春の形見の半襟うまいこと処理する銀さんってか渡辺さんかわいくてかっこよかったな。あと銀さんの動きのなかにひょいと見える渡辺翔太な動きがたまらん。あ、当初ちょこちょこ歩きだったの、最終普通に歩いてたよねw

 

初見で感動したのはね、小判をばら撒くのが初代鼠小僧のシルエットではなく、新吉親分だったこと。大詰め中に過去の小技散りばめられてたこと。はしごとか戸板とかね。金銀のくしゃみとか戸板の圧で桜の花びら舞うの綺麗だった。新吉と以蔵のはしごで革命の曲流れるの、何度観てもギュッてなった。

 

メモ見ておもいだせるのは概ねこんなかんじ。あとは映像になってくれること祈ってます。

 

🔷鼠小僧次郎吉の葬儀

🔷落ち込む同心、岡引たち

🔷押し込み

🔷二代目鼠小僧

🔷大蔵家の兄弟

🔷団子屋へ向かう道中

🔷官兵衛たちなら悪巧み

🔷新吉の覚悟

🔷辻斬りに襲われる金さん銀さん

🔷大詰め

 

 

🔷WITH LOVE

金ベスト赤タキシード衣装

 

1番の出る場所・位置は映画のままだったかな。カメラが客席映すような構図はなかったけど。2番が、上前だてから始まってさくこじらうが反対側から出てくるかんじ。新橋でサビ歌うらうさん声が定まらなくて心配したけど、御園座26日頃にはずいぶん安定してた記憶。♪ずっと僕らは同じ道♪でいわなべがハモリ入りつつきっちり援護するの以前と変わらないすのーまんらしい愛しさだなって思った。

 

南座でまだラウが合流できないときは、このあたりでらうちゃん映像がでてそのあとのCメロにメッセージ出たんだっけ。戸惑ったには違いないけど、まあ所詮すのがどんな形になっても渡辺くんを見るだけだからなんもかわらないよwってすぐ思ったっけな。

それでも。溢れる涙は、ただただ、上端にいた渡辺くんがWITH LOVEでこんな立ち位置まで来ているってことが現実になってるってことだけが理由だった。

 

今年はね、あの頃の渡辺くんたちと同じく大サビ前にImpactorsさんたちが立ち位置に入るあたりでこらえきれなくなっちゃったよ。いつもの立ち位置に無意識に視線移すと白タキシードのImpactorsさんたちがいて、あの頃のすのと同じように決して派手とは言えない飾りにすら泣き笑い。映画もやっぱりここからLOVEまでが泣けたなあ。

 

この新橋が個人的には19年少年たち千穐楽ぶりの生なべでした。長かったぁ。

やっとやっと会えた。

 

当たり前だと思っていた日常が本当に当たり前ではなくなってしまった今日になってみて。渡辺くんに出逢えたこと、好きになったこと、育んだ想い、全てが本当に大切な大切な自分の人生の一部だと改めて感じました。

 

まあ一方的だけどw

 

ってことで♪ありがとうと言えるよ目の前の君にまっすぐ伝えたくて♪…という歌詞にはそりゃ思い入れも深まるというもので。

限られた時間の中でありったけの優しさこめて客席見渡す顔が慈愛に充ちてて本当に嬉しかった。大人になったねえ。

 

 

♪僕らのステージをあなたに届けよう

浮かぶ景色を見つめながら

今度は必ずみんなで歌おうよ

笑顔で会えるよそのときまで

WITH LOVE

 

WITH LOVEでこんな特別な歌詞歌わなくでても滝沢歌舞伎が幕下ろせる日が来るといいね。

 

球体で浮かび上がる渡辺くんが、Snow Manが、なんの憂いもなくその景色を見渡せる日がどうかどうか早く来ますように。

 

 

Sincerely…美月 

 

2021.6.26