DREAM BOYS 2023(2023.9.28 千穐楽 渡辺翔太感想)

これまでに渡辺くんを通していくつかのDREAM BOYS を観劇することはできて、それらのこれまでの座長さんは皆「全員が主役」とおっしゃってくださっていてその言葉は私たちよりも渡辺くんたちの励みだったのかな。ステージのどこにいても…端っこでも照明があたらなくても自分の瞳の真ん中にはいつでも渡辺くんがいたけれど〝主役のようなもの〟であって〝主演〟ではないもんね…ってそんなような台詞いつだかのえび座にもあったっけ。

 

どれだけ気持ちをフラットにしても〝主演〟と銘打たれたものとはこんなにも景色が違う物なのか。

 

今までに観劇したどのDREAM BOYS、Next Dreamより大好きなドリボでネクドリでした。

 

…他の誰でもない渡辺くんが本当の帝劇の真ん中にいるんだもんね。そりゃそうよ。笑。

 

カーテンコールの佇まいがまるで渡辺翔太なの笑。まるで渡辺翔太?日本語おかしいね。笑。他の誰の印象とも違う紛れもなく渡辺翔太ドリボ。嬉しかったなあ。

 

その渡辺翔太さんが全キャストの乗る帝国劇場ステージの真ん中で、高らかにフィナーレのNext Dreamを歌い上げる頃。後ろのスクリーンには

 

DREAM BOYS

祝 千穐楽

ご声援ありがとうございました

 

と、浮かび上がる文字の前でおもむろにそのあとのながれを仕切り出す新参座長さん。

 

そんな初々しさに胸がぎゅーってなる経験、たしかこの劇場で経験あるな?って思って、亀梨くんのハーネスづけを任された最初のことすぐ思い出したよ。どんな最初もおおむね見届けてきたつもりだったから、デビュー経てもうこんな経験できると思ってなかったよ。もしかして渡辺くんも同じかな?笑。

 

でもね。初々しいけどね。さすがに堂々としていたよ。この1ヶ月で育んだ自信のおかげもあるのかな。

 

「みなさん本日はDREAM BOYS 2023に足をお運びいただき、本当にありがとうございました。」 これは観劇できた公演のすべてのカテコがこの言葉から始まっていた記憶。その場を仕切り始める照れくさそうな渡辺くんかわいかったな。きっとずっと忘れないよ。

 

そのあとスタオベのままだった客席は慎ちゃんに促されて着席。

あ、そうそう。

パンフレットで慎ちゃんが「しょっぴーは僕より舞台経験が圧倒的に多く、もはや職人というレベルにいる人」「彼の舞台上での立ち居振る舞いを近くで見ることでたくさんの刺激を受けるのも楽しみ」としてくれていて、ずっと一緒の慎ちゃんにこんなふうに言葉に残してもらえたのも本当にうれしかったので追記。〝職人〟って言われてるの見て前に出られない姿に対するせめてもの褒め言葉に見えて悲しくて傷ついたこともあったけど、今となっては質実兼ねた最高の褒め言葉だね。慎ちゃんありがとう。

 

そこからね、渡辺くんがキャストさんを紹介するの。紹介される側にいるときだってすごくうれしかったのにこんな光景見られるなんて本当に夢みたいでもうほんとにほんとに感動ちゃったな。あ、でも職人気質出ちゃって、うしろに下がりたそうだったのハラハラしちゃったよ渡辺くん笑。

 

女ダン・Gロケ・JAE(じゃっくさんって言ってた?笑)・紫吹淳さん・鳳蘭さんを紹介したのち、「にんじゃとせぶんめんは代表でひとこと」とうながして、最初は少年忍者の皇輝くん。内村くんが髪型をキメる(リーゼント)のに、元木くんのスプレーと慎ちゃんのポマードを借りたお話、ヴァサくんの”フラルネはじめるね”のアドリブのお話など。

それから7MEN侍は嶺亜くん。「たくさんDREAM BOYSに出演させてもらって~」っていうくだりがあったのかな。渡辺くんはちびじゅ、じゅにぼの頃から数えたら8年?かな?渡辺くんたちが日生劇場に移ってからのこの時期の帝国劇場にはご縁がなかったので物語がどう変遷していったのかわからないのが残念だけど、この間を侍くんたちはきっと渡辺くんたちを超える年数この舞台に携わっているんだろうなあと思えば、ずっと応援してきたファンの方たちの気持ちは少しくらいはわかるのかな。きっときっとここを超えてデビューできますように。

 

このとき渡辺くんは、下手のはじにさがって、おとなりにいらっしゃる鳳蘭さんと相槌など打ちながら後輩君たちのごあいさつに耳をかたむけるようなかんじなのだけど、ステージはじの方がしっくりきちゃってるのこればっかりはしかたないね。その光景とても愛しかったよ笑。このあとの「段取りわすれちゃった」ってぶっちゃけるのもあわせてね笑。

 

嶺亜くんにいったん仕切りをおまかせして、鳳さんから渡辺くんに、紫吹さんから慎ちゃんに花束の贈呈。渡辺くんの花束には赤い薔薇やケイトウなんかが入ってたっけ。ドリボ主演色のおっきな花束をあの鳳さんからいただいてうれしそうに抱えてる姿も感動しちゃう。

 

そして渡辺くんのごあいさつ。

 

「あらためましてありがとうございました。ことをたどると今年の春過ぎぐらいですかね?DREAM BOYSやってみないかというお話しをいただき、そのときは一度おことわりして。悪い意味ではなく”僕なんかがやっていいのか?”という謙遜の意味だったのですが。そこから数ヶ月経って、”やっぱり渡辺がいいと思う”と事務所と光一くんに言われて、メンバーに背中を押されて、やってみようと思った。今日の千穐楽をむかえてこんなに”やってよかった”と思える瞬間が味わえて、本当に自信がついて、変わるものだなあと思いました。

そしてなにより、ここで言うのも変な話しだけど、今事務所が大変で、そんな中でもみなさんはかわらずこうして帝国劇場に足を運んでくれて、僕たちを応援してくれることに本当にあらためて感謝しています。ありがとうございます。

湿っぽい話しはよくないと思っていたけどこうして直接言葉をみなさんに言える機会ってなかなかないので、今日はあらためて感謝を伝えたいと思う。

この期間この状況のなかで上演をさせてくれた東宝さん・帝国劇場にも感謝したいと思う。」

 

「負けねえぞ!」

 

渡辺くんの存在そのものがエナジーなので、こんなにいっぱいありがとう伝えてもらえるだけで胸いっぱいなのに、さまざまに感謝を重ねることで引き寄せた力を体いっぱいに漲らせて、力強く導く言葉を劇場いっぱいに放つ渡辺くんの言葉はまるで悟空の元気玉とんでくるみたいな凄まじいパワーだったよ。…あ、悟空の元気玉は受けたことないけどさ。笑。

 

そうね。勝たなくていいと思う。心が負けなきゃいいんだよね。

 

「負けねえぞ!」のお守りのおかげで、へこたれそうなニュースも聞き流せるくらいにはなってるよ。そう、本当にこのさなか自担の姿を生で見ることができたことはほんとに大きかったです。東宝さん帝国劇場さんへのご恩は死んでも持っていこうと思います。

 

さて。このあと慎ちゃんのご挨拶につながって、そのなかで「ぼくとわたなべのDREAM BOYS大丈夫でしたか?」って聞いてくれたのほっこりしたよ。ほんとにふたりらしいドリボでした。

 

「僕たちはこれからもなにがあってもみなさんを笑顔にできるエンタメを届け続けるので、みなさんこれからも応援のほどよろしくおねがいします。本日は本当にありがとうございました」

 

カーテンコールの始まるころは、舞台終わりの高揚感のまま座長にスイッチすることにまだ慣れないせいかふわふわ柔らかな渡辺くんなのだけど、終演にむかううちにもう一度背筋を何度も伸ばして体の中心に力こめているようにみえて、みるみる力強さ孕ませる渡辺翔太の鋭角は最高だよ。

昔はね、こういうのたとえばリアデラとかね。ここぞってときのダンスで見てきた気がする。はらむオーラにどんどんフォルテッシモかけてダンサーズハイ状態。

今回はカーテンコールでそれを見せてもらったなあ。ずっとずっと、だいっすきな、男らしいぃぃぃぃ渡辺翔太だったよ。

 

「よし!じゃあ!手を振り合おうぜ!」

 

ってバイバイさせてくれるのも、昔から変わらなくて「また来月(次の舞台で)」って言ってくれたの思い出して本当に号泣してしまったけど。そうだね。このバイバイっていつもちゃんと次につながっててくれたこと、今も変わらないって信じるよ。

 

紗幕おりて公演ダイジェストが流れたのち、花束抱えたままの二人がステージにいてくれて、渡辺くんは左手で花束抱えて、右の拳つきあげてガッツポーズ(左右逆かも?)。世界一尊い光景でした。

 

切実に夢の続きを求める客席からはしばらく拍手は鳴り止まなかったけど、男の人のアナウンスが流れて大団円。

 

 

 

なかなか映像などに残してもらえない彼らの仕事をなんとかして残すべく、ドリボの感想たっくさん言葉にしてきたけど、主演:渡辺翔太のドリボ感想を書いてる日が来てるよ。

 

ラストのTHE DREAM BOYのサビで慎ちゃんの手を包み込むと涙で歌えなくなってた前楽千穐楽の涙声忘れられないよ。デビュー前の舞台でどうしても堪えられず泣いてしまっている姿も見てはきたけど、概ねはどれだけ感情高ぶるシーンでも涙ぐっとこらえていた姿が忘れられないからなおさら。

演舞場でもドームでも最近の渡辺くんは心のままに溢れる涙を共有してくれるよね。もうステージで泣いたってその涙で怒られることもないんだろうね。光一くんはたくさん褒めてくださる先輩で新鮮だったね。渡辺くんがいっぱい褒めてもらえてるの見かけて本当にうれしかったな。

 

あと千穐楽フィナーレのネクドリでのフライングも忘れちゃだめだね。

今回観ることのできたどのフライングより広い視野でフェイスアップして劇場全体を愛おしそうに見つめる真摯なまなざしの輝き強烈だったよ。ってちゃんと書き残しておくんだよ。

 

 

ついにここまできたよ。すごいな渡辺翔太って人は。翔太おめでとう。私と言えば本当に幸せな渡辺担人生だね。ここまで連れてきてもらえた私たちもおめでとうだね。笑。

 

 

劇場出たのは20:45くらいだったかな。全然地方民なのに、なぜかよくこの日比谷あたりで道聞かれるのよね。こちらですよって言えてしまう自分がおかしくて笑いながら帰ったよ・笑。

 

この日比谷で過ごしたもうひとつの青春を経て、Next Dream目指す渡辺くんがますます輝くDREAM BOYであり続けられますように!

 

 

 

DREAM BOYS 2023(2023.9.28 Thu  @ Imperial Theatre )

 

 

【Act 1】

🔹OP : Next Dream

(白スーツ・左肩飾り布)

 

🔹〔Scene 1  マリアのダンススタジオ:Make You Wonder〕

(白衣装のまま(ジャケットなし))

 

🔹〔Scene 2  俺にも子供の頃があった:時計を止めて/Walking To The End /CHAMPION〕

(襟黒ライン茶シャツ・グレーパンツ)

 

🔹〔Scene 3  撮影所:CHAMPION Shooting Ver.〕

(黒ノースリパーカー・ボクサーパンツ)

 

🔹〔Scene 4  桟橋:星の光る空/星の光る空 Rip.〕

(白地茶マダラシャツ)

 

🔹〔Scene 5  チャンプのジム:Knock Out (K.O.)/Fight Man〕

(上下薄青デニム)

 

🔹〔Scene 6  マリアのスタジオ:DREAM BOY〕

 

🔹〔Scene 7  公園のベンチ:THE DREAM BOYS(ギターVer.)〕

 

🔹〔Scene 8  試合:チャンプの苦悩/運命の扉/Fighter/Ring of Fate

(白金ボクサーパンツ・ガウン)

 

🔹〔Scene 9  マダム・エマの劇場:母の祈り/DEATH SPIRAL/光〕

(ボクサーパンツ・黒トレンチコート→白シャツグレーパンツ)

 

🔹〔Scene 10 劇場の中:1幕エンディング〕

 

 

【Act 2】

 

🔹〔Scene 1  夜の街の中:Sad Song/WANTED/THE WALL〕

(黒スイングトップ・白Tシャツ・薄青デニム)

 

🔹〔Scene 2  テレビ局:DREAM BOY(デビューVer.)〕

 

 

🔹〔Scene 3A  病院の前:Make You Wonder vs Walking To The End 〕

 

 

🔹〔Scene 3B  チャンプの病室:THE DREAM BOYS(Pf.Ver.)/THE DREAM BOYS(アカペラ)〕

 

🔹〔Scene 4  街の路地裏:Get It!〕

 

 

🔹〔Scene 5  落下〕

 

 

🔹〔Scene 6  天国:THE DREAM BOYS〕

 

 

🔹〔Scene 7  エンディング:Next Dream(フィナーレVer.)〕