【滝沢歌舞伎ZERO FINAL】(2023.4.30 17:30)

 

滝沢歌舞伎ZERO FINAL】(2023.4.30 17:30)

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2023年4月30日の空は雨模様。自宅を出る時結構な雨量だったので傘を持参したけど


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新橋はそれほどじゃなかったな。

 

今年の渡辺くんたちのあれやこれやをいつものようにいつもの友人達と話をしようと少し早めに劇場付近に到着したらばもうすごい人の数だったからよく見たら写真だけを撮りに来る人もたくさんいるのね。今のすのーまん人気を物語る情景でした。

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前楽と千穐楽。この最終日のふたつの公演に恵まれましたご縁に心から感謝いたします。

 

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ジャニーさんが生きていらしたら絶対怒られるであろう勢いでWITH LOVE咽び泣き、出し尽くしたアドレナリンを回収することすら忘れ涙の余韻で惚けたままLOVEを歌う渡辺くん。愛しかったです。そして容赦なくその時がきてしまうのですよね。

 

 

映画用の尺があったのかな?ここまで終幕には小判を降らせる担当の持ち回りがあったのだけど、千穐楽は尺合わせるように少し巻き気味で岩本くんの「春の踊りは!よぉいや」に合わせてキャストさん全員による『さぁ!!!』で小判が降り終幕。そしてカーテンコール

 

立ち位置は

宮舘 阿部 向井 深澤 岩本 ラウ 渡辺 目黒 佐久間

 

いわふか仕切りで「ここから3時間くらい話すから…」と着席促されいつものように話し出したけど、これ以前なら「それタッキーがいつも言うやつー」って嬉しそうに言うくだりだなあと思い出したりして。

 

岩本

「サポートしてくださるスタッフさん」と「キャストの皆さん」のおかげでとの呼びかけに拍手が起こると渡辺くんは両腕前に出して大きく時計回りに拍手してキャストさんの時は反時計回りでターンしながら拍手する渡辺くん。(途中怪我?で出られなくなった林蓮音くんとJAEさんにも)

 

佐久間

滝沢歌舞伎千穐楽おめでとうございますありがとうございますって矢継ぎ早に自分で言ってるのテレビに出てるさっくんっぽかったけど笑、そのあとまるで緩急つけるように舞台人の顔になって「これがなければ僕たちもいなくなってた。救っていただいた」ようなことを言い出すから、本当にいろんなこと走馬灯のように思い出しちゃった。

もう辞めちゃうかも…って何度も友人に聞いてもらったし、同じように友人たちの話も聞いてきたから私たちも彼らの存在意義とか存在そのものを滝沢歌舞伎に依存してきたのは確かなことだったんだよなあ。これまでも、後から〝その時〟の心境聞くことができるときは大抵あああの時の気持ちは符合していたんだなと思うことは多かったので「ステップアップして卒業」できることが嬉しいと言ってたけどきっとさみしいよね。さみしいもん。

 

宮舘

「私で1時間(3時間のうちの?)」お話しするよと前振りして少し場を和ませるみやちゃんが、みんなも言ってるけどデビュー経て良い意味で一番変わっていった人だなあって思ったんだけど、11歳が初滝沢歌舞伎(演舞場)で、あちら (上手端)の方で〝お坊さん〟で〝バチ持って〟〝タップ〟する…って黎明期の昔話しから今の位置まで来たって話ししだすから、収めた涙がまた溢れてきちゃったよ。

それから滝沢歌舞伎のおかげで〝大河ドラマ〟〝時代劇〟〝歌舞伎〟に出たいと思うようになったという話になってこれまたここまで注目されるようになった今ならどなた様か関係者の目にとまることも夢でもなくなってきたのかな。願望は以前の彼らなら静かに心に秘めたのだろうに、こうして今なら声に出して言えてるってことも嬉しかった。みやちゃんが夢つかめますように。

そして締めの言葉がね

「ステージに立っている自分が本当の自分だと思います」

だったの。LVで千穐楽見届けた旧来の宮舘担の友人に一番に届けた言葉だったよ。私たちが愛してやまない愛し続けてきた舞台上での彼らの姿が何より自分なのだと言葉にしてくれるみやちゃん見て、欲しい言葉を欲しいときにちゃんと伝えてくれるの変わらないところだなあって泣き笑い。

 

目黒

看板ばっかりおっきくなってもう自分たちの知ってる目黒からは程遠い人だなあってテレビ見てると思うけど、話し出しから一生懸命涙こらえて〝ろくにんがここですのーまんになってくれたから〟〝おれたちもここで…〟ってまるでひらがな喋りで言葉選んで話し出すから、この子もいろんなこと乗り越えてきたんだろうなあ弟みたいで健気だなあって泣きそうになってたら、隣で渡辺くんも神妙な顔して目閉じて堪えてたから結果もらい泣き笑。

〝ここで僕たちは大きくなった〟敬意の言葉はTHE目黒蓮だったね。

 

阿部

「旧暦の4月30日は源義経の命日」ってお話ししだすのめっちゃあべちゃん!って感じでちょっとだけクスクスってどよめいてた笑。でもねちょっと前に安宅の関訪れて義経の旅路に思い馳せてきたところだったので、続きのお話しもっと聞きたかったよ。

阿部くんのお話し自体は、命日から義経伝説が始まっていることから滝沢歌舞伎ファイナルも伝説になるのではないかというご縁を感じることから今日が千穐楽に相応しい日なのだよってところに繋がって行くのだけど、ここで義経の名前を出してくるの聞いて、鼠小僧もいろんな感情を育んだ演目だったけど義経は本当に深いところへの入り口で彼らの礎だったんだろうなって思ったよ。

そのあとはね、〝名前ができて〟〝九人になって〟〝今日ここで九人で舞台に立てている〟感謝とか、〝ダンスとかで〟〝すのーまんの足を引っ張ってる〟って、みやちゃんとはまた違った懐古を並べていくのを聞いて少年時代のあべちゃんの憂いを思うと、どれもこれもこの舞台を生きた証だなあということと

大学入学の決まった復帰直後、あべべリベンジャーのバク転の速度おっそ!とか言った過去(2012年)の私ごめんね笑。

締めは「滝沢歌舞伎(ZERO?)愛してくださってありがとうございました」

 

渡辺

「みんないいことゆーからどんどんはーどるあがる」って、やっぱり一番耳馴染みのある甘やかな声色心地よかったなあ。なんやかんやでやっぱ好きって先輩曲のフレーズにあるけど、そんな気持ち。

「一個の青春が終わる時ってこんなに涙が出るんだ」っていうのも気持ちの符合感じて嬉しかったなあ。舞台に立つ渡辺くんを追いかけ続けた日々は間違いなく勝手に青春だったからね。

こと観に来られない人へ心を砕いてきた渡辺くんは「千穐楽もいつもどおり」はきっと本心だったんだと思うよ。制作発表の時から〝ファイナルに引っ張られないように〟とか〝笑って終わろう〟とか見かけたけど、本当はきっと引っ張られであろう自分を戒めていたんだろうね。涙する客席を、困ったみたいな笑顔で眺めていた過去のステージの渡辺くんを思い出したりしてたよ。でもねこの日は劇中から一緒に泣けるの本当に嬉しかったよ。

渡辺くんの懐古は〝ジュニア時代〟〝フラッシュバック〟〝タッキーに怒られた〟〝ジャニーさんに全然良くないって言われた〟〝怖い振付師に怒鳴られた〟って悪い思い出の羅列だったけど笑。良いこと思い出せる?笑

私はね…一つには絞れないけど…あべちゃんのいない5人の時の2012年革命での組曲のダンサーズハイ状態の渡辺くんが忘れられなくて忘れたくなくていまでも記憶を反芻するし、その組曲を歌舞伎で6人で踊るの見せてもらえた15年と…それからその前奏を聞いた南座初日、これをすのーまんが受け継がせてもらえるのかという感動と感謝どそれこそ咽び泣いてしまったので…組曲かな…って思い出して書き出すとキリがないのでやめよっか笑。

Today I love you more than yesterday.って大好きなアーティストさんの歌詞にあるのだけどまさに。寝ても覚めても渡辺くんのこと考えて幸せで大好きばっかりで上書きしていけるのが幸せで、きっとここからは熱量の色が変わって行くのかもしれないけど、本質はかわりなく相変わらず渡辺翔太を欲しながら引き出しもいっぱい抱えて過ごすからきっとこの先の余生も幸せ笑。

 

さて脱線笑

そのあと〝目黒が6人がここですのーまんになってくれたから今こうして俺たちがこうしていられる〟って言ってくれたけど〝3人が入ってくれたから今の…〟って声つまらせちゃってたところを、両親指の腹で渡辺くんの涙拭う隣の目黒くん完全にサイレント俳優だった笑。

〝こういうことを言い合えるグループってない〟ってメンバーへの慈愛を口に出す渡辺くんは本当に大人の男の顔していたよ。言う通りこの新橋演舞場で大人になっていったね。

「育ててくれた新橋演舞場に拍手」

ステージの神様さぞやお喜びのことでしょうね。

 

向井

滝沢歌舞伎がなかったら〟〝関西ジャニーズJr.から頑張って頑張って〟って話し出すからもっともっと、それこそ18年御園座千穐楽くらいこーじ泣いちゃうのかなって思ったけどもう少しお兄さん風情だったね。〝一番思い出に残っているのはハセジュンのジュリアです〟で締めてみんな爆笑してたから、客席もそこそこそこを通ってきてる人たちで埋められていたのかなという印象。笑って拍手できて終わるのこーじらしくて素敵だった。

 

ラウール

〝中学生の時〟〝すのーまん入るかな?〟って〝滝沢くんが初対面で言ってきて〟と笑

いきなり岐路に立たせるタッキーと、それを〝うん〟と言った自分と〝うん〟と言ってくれたメンバーに感謝してる旨。歌舞伎もできないし正座(さえ)もできなくていっぱい迷惑かけているのに〝一緒に立たせてくれること〟に感謝して〝その時よりは成長〟させてもらえて感謝と。

 

深澤

〝絶対泣かないって決めてたけどひらりと桜で泣いてた〟し、開演前に流れてるWITH LOVEでも泣いてたらしいふっかさん。〝元々は2枚目だったのに3枚目に〟って一生懸命ここでも泣かないように自分を戻そうとするのに、〝滝沢歌舞伎が大好きで〟〝盆栽もらった(花道の方指差して)〟〝すのーまんおっきくなれよ〟ってそれこそ岐路を引っ張り出してきたりするから笑、結局ちっちゃい子みたいに両目を両こぶしで拭うようにしてぴえーんって泣いちゃって、劇場中で父性と母性が爆発してたよ笑。最後には身を屈めて泣いちゃうふっかの背中をぽんぽんするひーさん完全にお父さんだった笑。

 

岩本

そしてみんなが泣くから泣けなくなっちゃった風が強かった岩本くん笑。〝すのーまん滝沢組早く卒業しろって言ったのに〟〝先に卒業してどっか行っちゃうし〟って言うからこれまたオタクとおんなじこと思ってるじゃんってなったよ。

いろんなことが〝SNSで〟言える時代になったけど、〝直接届けられるありがたみ〟を忘れずにいたいってお話しはみやちゃんの言ってた気持ちとおんなじだなあと思ったり。

〝愛と継続の大切さと忍耐力〟を学んだのでこの先〝滝沢くんやジャニーさんにしっかりしろって言われないように〟〝手を繋いで〟次のステージに向かうっていうからさ、9人最初の横アリの言葉思い出しちゃって感慨深かったよ。ずっとそのスタンスでいてくれるんだね。って。

 

緞帳が下りてそこに9人のメッセージ

渡辺くんは

今までありがとう(ございました)!!

メンバーキャストスタッフ

全てに感謝

これからもよろしくね!!

渡辺翔

 

のような感じ。他のメンバーは書き止める時間がないくらいの時間であっという間に桜の花びらが文字舞い上げてラストは

 

滝沢歌舞伎ZERO FINAL

長い間のご声援

本当にありがとうございました

 

と映し出されるも拍手は鳴り止まず緞帳前に9人。

渡辺 目黒 ラウール 佐久間 深澤 向井 阿部 宮舘 岩本

 

照れくさそうにわちゃわちゃ出てきてみやちゃんが〝ショートコント(する?)〟的に和ませてたまま、岩本くんが龍のバルーン持って帰るだのラウ?が光る球持って帰るだの名残惜しそうなの愛しくて、そのあとふっかが〝さっきはおまるが泣いてんのかわかんなくてごめんなさいね〟って言い出して渡辺くんが〝いいこと言ってるのに〟(両目を両こぶしで拭う真似)がうざくてっていうからまた笑いが起きるからああこれ本当に終わりなんだなあって切なくもなったけど

 

最後あべちゃん発信で〝よぉいやさぁ〟する流れになって、岩本くんが〝俺が責任とる(みんなが声出して怒られても)〟って言ってくれたのでラストの『さぁ〜〜〜!!!』は客席含め全員で。きっとこの舞台をずっと支えてきてくださっていたスタッフの皆様も各々の持ち場でさぁしてくださってたんだろうな。涙出ちゃうな。そしてさぁの締まりに附打ち受けられるの最高に気持ちよかったです。何より何より晴れやかなお顔の渡辺くん嬉しかったです。はけ側に〝明日はカウントダウンTVで〟ってらうちゃんが言ったんだったかな。毎月現場のある頃は、「また来月会えるじゃん」とか「また来週ね」なんて言葉残していってくれたのいつもお守りみたいにしてたこと思い出したりして。抑えきれずどこからかこぼれたありがとう!って声援に「こちらこそ」って優しく言い残して行った渡辺くんがとても大人の男の顔しててまた涙滲んじゃった。かくして滝沢歌舞伎は少年たちをを大人に育てあげ、晴れやかに幕下ろしたのでありました。