【滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie 特別上映】(2020.10.4〜11.10)

❇︎新橋演舞場:10/4(日)〜10/7(水)

❇︎南座:10/23(金)〜11/1(日)

❇︎御園座:11/2(月)〜11/10(火)

{チケット一般発売:9/19(土) 御園座最終上映にて2021のお知らせ}

 

改札を出て歩き始めると出口から吹き込む風に少しだけ秋を感じながら、久しぶりの劇場への道筋が纏うひんやりした空気にさえときめく。友人とは美園小町あたりなどで待ち合わせ。これまた粋なもので。

劇場前で個人情報と席番を記入した用紙とチケットを手にして朱色のエスカレーターをあがると、3つある入り口には検温する方とチケットもぎる方。体温は先ほどの用紙に記入され、そのままお渡しすると、演目名の入った白い封筒を渡されて入場。中には黒の名入りマスクと小判と桜の花びら🌸

劇場内のスタッフさんは皆様そのマスクを着用されてて、滝沢歌舞伎ならではの一座の結束感じました。

劇場内、以前なら阿部くんの天気予報のあった壁と真向かい側の壁に天上まで届くほどのポスターが貼られていて、そこにはいつも写真待ちの4列横隊の長い列ができておりました。その横で、日毎に長くなっていった芋きんつばの列もw

また6月、食べられますように。

ホカホカの芋きんつばを手に着席。客席に流れるのは鼠小僧のテーマ曲。それだけでいつに勝る郷愁で既に泣きそうでした。ああやっぱりいいなあ。

 

開演5分前はブザーではなく、No More 映画泥棒。そののち幕の上部に白い薄衣のカーテン映像が揺らめきWITH LOVEがBGMとして流れだすとみんなのアイドルあの方(おまるちゃん)の声でのアナウンスw

注意事項は〝かっこいいすのーまん見てニヤニヤするだろうから、ニヤニヤ隠しの為マスク着用〟とかw 〝もしかしたら降ってくるかもしれない小判は拾わないでね〟とか。感染対策ばっちり。あとは「スクリーンみつめすぎちゅういっ💖」理由は「それ以上好きになってど〜すんの〜」ってことらしい。ご心配いたみいりますw

いやもうこのプロローグがタッキーいや滝沢監督らしいっすね😊 

そして開演。

 スクリーン上には富士山頂上に松竹さんのマーク。ああそっか映画なんだなあ。

 

滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie 特別上映】

 

演舞場の客席をステージから眺める視界。映像内の劇場客電がおちると提灯にあかりがほんのり灯り英語でメッセージが浮かび上がる。My wish is世界中に笑顔(?じゃなかったかも)を届けること(要約)。

海に浮かぶ暗い街、暗い子供部屋でどれを読んでもつまらないとハードカバーの書物を腹立たしげに投げつける何か満たされないふうの少年(小田くん)。どこからか琵琶の音が鳴り時空が歪みはじめると、アンティークなピエロと黒頭巾に白いマスクの幻覚。一瞬西洋人形かと見間違える夢先案内の少女が目の前に現れ、部屋の片隅にあった黄金に光る書物を見るよう促される。少年がその本を開くと、光に吸い込まれ物語がはじまる。ようなかんじだったっけ。

いつしか静かな海に浮かぶ空母のような船上にふたり。岩本渡辺向井深澤目黒阿部宮舘佐久間ラウールの順で英字と写真。わたなべくん真ん中分けでオデコ見えててひゅ〜!言いたかった言わんけど←

船上からの視線の先にはまんまるに明るく輝く満月と未来都市が浮かび上がっており、それまでくすんでいた少年の瞳が輝きはじめる。「僕だけしか知らない未来都市」はこのシーン。曲前奏が流れ出すころ少年は少女に手を取られ、海に飛び込その未来都市を目指す。

小田くん、ちょっとたまもとふみとくんに似てるなあ…ってそんな感想w

 

🔹Hirarito Sakura

前奏歌い出しあたりでひとりずつ順にアップになったんだったかな。Aメロからは歌唱に合わせてアングルあわせるようなかんじ。Bメロこじなべパートで渡辺くんとはどの席でもしっかり目が合うシステム。そのままずーっと渡辺くんみてたいんだけどななぁぁぁぁという本音はこのあとも続くw

間奏で本庄さんと小田くんたち。半時計周りに周り始めるところでIMPACTorsインする辺りまでは概ね一緒だけど、Cメロ後ラウールが深岩間に合流して、大サビは踊らずそのまま横一列(宮向目深ラ岩阿渡佐)。後奏既存振り。

 

🔹Nine Swords men

(赤甲冑風・白袴)

影山くんによる序章。隠極まれば〜とは違うセリフだったな。大役お疲れ様です。

ってことで9剣士。畳一畳分の戸板上に静かに座る向井くん。見下ろすように睨みを効かせる本庄さんは、革命大将軍風の緑の和衣装。その後、めぐラウ→だて→あべいわふか→なべさく→全員でそれぞれの殺陣をする流れだけど詳細省略。かっちょいーのはやっぱみやちゃん。敵を軸に回ってもバック宙してもちゃんと殺陣。渡辺くんは、二刀流さっくんの倒した相手を足蹴にしてわるーい顔で逆手で刀持って勇ましい(チープな感想すまんw)。渡辺くんが影山くん基くんの刀受けてる上を飛び越えるさっくん超人(いやトランポリンだろ)かっこいー。

途中鈴木の大河くんと刀合わせるシーンあって、世界一幸せな渡辺担だなこのやろーwとか思ったけど、一瞬だから人間違いしてるかも。所詮動体視力も渡辺合わせ。

客席に背を向ける形で構える本庄軍から視界が9剣士側を向くと戸板倒し。戸板上は下手からだてふかあべ。支えがこじめぐラウ。ふっかだけ少し奥の高いセリ上で、その前にさくいわなべ。

毎回メモに残る〝上手から出て上手捌け〟ってメモ取りが舞台らしくてキュンとする。

最後敵倒すあべちゃん殺陣後の乱れ髪で舌打ち。細いが骨太。このあとの女形とのギャップナンバーワン。

 

🔹 Magical Transformation

岩本くん向井くん目黒くんバレリーナさんによる変面。衣装など概ね同じ。バレリーナさんが岩本くんのピンクの面をバサって黒に変えるとこやっぱめっちゃすき。

 

🔹Maybe

ラウ(白上下・赤シューズ) あべふか(黒上下)

〝maybeにさっくんいないのは知ってるから、ほかのネタバレもしていいよ(TT)〟って言う佐久間担健気(TT)。歌唱時ふっかに紫、あべちゃんに緑の背景。ラウールはイスなど小物はなく、盆もまわってなかった記憶。大サビのあべふかダンスにはきっちり振りついてるかんじでラウさんはフリーなのかな?

曲後、ラウールが右側客席側に横を向いて足を上下に立ち右腕上げるような状態で指を鳴らすと光ひとすじ舞い上がる。

 

🔹My Friend

渡辺くんのパンツは革じゃない方であとは同じかな?前場面でラウールが弾いた指先から溢れた光の雫が星空で流れるとMy Friend。

♪立ち止まる日もあるけど♪のところまでにみやちゃん降りてきて、2人が交差するシーンすごく好きだったんだけど今回みやちゃんずっとお空の人。動きが決まってるかどうかはわからないけど、渡辺くんが♪僕ら♪と歌う箇所で、みやちゃんが大きく腕広げてたり、渡辺くんの方に腕伸ばしてる絵が強くて美しくてやっぱだてなべ最高。

でもね。これ以上は言うまいとは思うけど、やっぱりね、去年の動線の記憶が重なって何度か泣きそうになった。時ごとに違う空のように、日毎ふくむ湿度で色味の変わる渡辺くんの声を、姿を五感に感じたいです。ああ会いたいなあ。

映画の中の歌声はね、この一年で溢れるほどの経験積んで蓄えたのであろう含蓄も加算されてもちろん心に滲み入るけど、雑誌で渡辺くんが言うほど去年の歌声だって卑下するようなものでは全くなかったよ。危うさごと魅力でうまいなあ好きだなあって感動してたよ。

♪悲しみさえ超えていくんだ♪の前の少し捻る♪MyFriend♪の歌い方が泣きたくなるくらい好き。

 

歌い終わりに合わせて振り返り宮舘くんを見上げるところまでは去年と同じ。そのあとまさか宮舘くんの手がキューブから離れるとは。落下して行く宮舘くんを見られるとは。それを殺陣じゃなくて滝様がここに引き継いだのかと思うと深い愛感じて胸がギュッとなりました。殺陣のクライマックスに見る猛々しい印象とは違いとても美しいシーン。

落ちていくのに舞い上がるようにも見える宮舘くんに、見開いた瞳を静かに閉じる渡辺翔太の高尚で儚い美がその印象をすべてかたどっていました。

 

落下する先は水の中で、落ちたのは小田くん。冒頭案内人の少女に水中で救われると白いドレスが旋回し巻き付きながら浮上。そして組曲

 

🔹Suite

金魚鉢に赤いスイムウェアのアーティスティックスイマーさん。最後のクレジットに荒井美帆さんと出てきて、ぼんやりとした記憶で〝あ!このひとオリンピアン!〟って思ったので調べたらそうではないが世界レベル選手だった。足先が尾びれのようにたわんで本当に人魚のよう。で、それをコーディネートされてるのが小谷さんなのでオリンピアンに違いない。本庄さんしかり、楽器しかり一流すぎてお値段以上。滝沢監督オリンピック狙ってる?笑

 

第一楽章、各々で舞うバトントワラー、バレリーナ、Gロケ、スイマーが終盤次第に呼吸整え同じようにたなびくパートがあって、もう美しい美しい。これは来年金魚鉢あるのかな。生で見てみたいようとは思うけど、生板に跳ねる水の上、毎日あれだけ踊るの怪我心配かな。

その後花道からさくなべこじいわの順で出てくるタイミングは去年と同じだけど、上手から出てくるチームの方は今年はないまま和のニ楽章へ。

 

先にも書いたが鼓も三味線もきっとプロの方。ピンと張り詰めた空気に冴え渡る鼓の音とともに、岩本くんの腿に首預ける渡辺くん。緑のレーザー光で照らされていて、DVD映像よりは鮮明に奥まで見渡せるくらい。

動きはきっと同じだけど、ちょいちょい〝おい切り替わるな!この先も見せてくれー!〟ってとこはあるにはあるwがしかし純粋に映画として見るととても激情的な演出。ホースシュー思わせる足捌きや跳ね上がる滞空時間の長さなど、見たかったところはちゃんと映ってたの嬉しかった。

 

そしてね、なんと言っても!エアハードルで上手から跳ねてでるとこさ!正面からみられますっ!!!劇場なら前列最下手席なら見られるようなアングルを今回は最上手からでも見られる映画って素晴らしい。

踏み込んで跳ね上がる膝下のバネ伸びやかに、飜る渡辺翔太の肢体はまさに空翔ける天馬ですブラボー。

 

そして雷鳴。落雷とともに降り出す雨と最終楽章へ。あとの感想は感情のままに。これが組曲。滝沢組曲。最後は振り続ける雨の中倒れ込み振り絞る雄叫びと荒い呼吸だけ。

 

初めて組曲中に渡辺くんたちを見たのが2012年の革命で、このときは第五楽章まであって。滝様これまたすごいもの作り出されたなあ。と思うと同時にそこに渡辺くんがいることの意義を心底噛みしめたりして。あれがなければ、当時のSnowManいや岩本たちのしんどい状況を自分が支えきれなかったほどだったので、今思えばそれは渡辺くんたちも一緒だったんじゃないかなあってこの前の配信で思ったの。

 

きついきつい組曲で、雨の負荷はきっと先輩の愛だったって、いつかIMPACTorsのみなさんからも聞けたらいいなあ。みたいな感想もおまけに。あと、渡辺くんカラダおっきいのやだぁ(TT)もおまけにw

 

船上に戻ると少し満たされた表情の濡れ髪小田くん。促されるまま滝沢歌舞伎と題字の載った本を手に取り音読。「九百九十九本。悲願である千の太刀まで〜」のくだり。そして五条大橋の牛若丸と弁慶へ。

 

🔹Gojo Ohashi

お付き合いでついてきた知り合い(滝沢歌舞伎を見たことのない)に劇場で出会った友人が言うには、なんでいきなり数かぞえだした???ってここがいちばんわからんシーンだったらしいwまあそうなのかなw

 

文部省唱歌牛若丸の一節を唱えながら、花道から黒スーツのストーリーテラー佐久間くん。場面を京の五条に誘うとステージ上橋の袂に岩本弁慶。牛若丸が弁慶の泣き所を横笛で取り主従関係を結ぶまで。細かいこというと、こんな夜更けじゃないです。岩本弁慶「こんな夜中」に言ってた(いやそこ重要?w)

「主従の契り。主は従を尊び、従は身を挺して主君を守る」って言う欄干さっくんのセリフまわしかっこよかったので毎回メモ残ってる。いつかの、いや今もきっとそうであろう滝様へのすのの姿勢感じて、それをさっくんが言ってることに趣深さ感じて好きだなあって思ったんだろうね。

 

そして桜の薄衣から顔をのぞかせる牛若。今年はあのひと!!!ヒント…新くんではありません!「私の名は!牛若!」もありませんw

 

🔹Fu -Kkin Taiko

序章は予告の動画のまま。めぐさんの威嚇のような雄叫びからはじまり、そののち附打ちのような足踏みが揃って道が開けるとその奥に岩本くんと太鼓。流れやフォーメーションは多分同じ。奥のIMPACTorsくんたちはわかんないけど。あ、櫓でお囃子の本庄さんたちはいなかったような。

さくこじめぐを乗せた装置待ちの静止のタイミングで渡辺くんの背中が映り、荒く呼吸して無理やり鎮める肩甲骨が大好きなやつすぎて涙腺緩む。

装置が開くと盆回って全員で乱打。戻る位置一緒。つなぎの動線も楽しみのひとつではあるけど、そこは装置が映っててスムーズな印象。

 

🔹Make It Hot

太鼓で拍手したい衝動に駆られるも、間髪入れずMake It Hot。衣装は同じ。サビですのが円になり真ん中のカメラが時計回りに映すような感じだけがちょっと違うのかな。

🔹Crazy F-R-E-S-H Beat

ほぼ定点だったような?これまたあいだ一拍くらいで曲始まって、ぼーっとしてる暇ないwってことで新しいMV見てるようなかんじだった。衣装は別モンで渡辺くんはサルエルみたいな黒パンツだったっけ。上手で静止して俯く時の横顔と鼻筋と眉山が耽美。

 

🔹Black Gold(新曲)

(各々白上下)

ホントに世界目指してんだなーとか、これ3rdだったらいいなーとか大まかにはそんな感想。(20.11.11現在)

 

夜の工場跡地のような場所で、前奏と思えるパート短めでフェンスの前で曲名8小節?でいきなり歌い出しラップ調の佐久間くん。暗闇に背景メンバーカラー。向井→宮舘と繋いで、みやちゃんの歌い終わりパートで腕を強く振り払うと、その先にBメロの渡辺くん。衣装は白で前身頃を太めの紐で結わうような短めジャケットと飾りのある細身のパンツ。

ドラム缶の上に座り左指で来い来いと引き寄せられると、そのまま指巻き込むので捕らえられるような。歌詞は♪常識じゃ測れない欲しいのはそんな未来♪ってとこだけ書き取ってあるけど、多分もっと長かった記憶。歌声は機械を通した音なのか?ファルセットだけじゃないような?二番の同じパートをめぐさん歌ってて同じようにエフェクトかけてある印象。ここがいちばんいわゆるKポな感じだなーって印象だった。

サビが阿部くん。指揮棒振るようなって書いてあるけど?二番最初はひーくん。チェロキーみたいな(車種多分違う)でっかい外車から降りてくるのひーさん似合ってるぅ。Bメロめぐさんサビふっか。ふっかの指先に視線促され足下見ると、腰から下だけのアングルに繋ぐ間奏からCメロラウール。半笑いなの狂気じみててとてもアーティスティック。

大サビで9人。

    向井目黒

  渡辺    阿部

 宮舘  深澤  佐久間

   岩本  ラウ

みたいなかんじかな。その先早いテンポで変わるフォーメーションも一応メモってあるけど、そのうちどこかで見られるでしょうということで省略。

しなやかな鋼とでもいうか。相対する言葉だけど、Snow Manの強い自信と勢い全面に出しつつ、でもね細かいこと言えば、前傾した反動で反る背中がしなやかなの。まあここ他のひとみてないから渡辺くんの感想だけど。売れそうだなあーってのが率直な感想w

 

そのまま余韻に浸る間も無く間髪入れず白塗り。と言っても今年は出来上がった状態から。最初は紅筆入れる阿部くんかな?岩本くん宮舘くん渡辺くん佐久間くんあたりはわかったけど、他いたかな?わかんなかった^^;

 

🔹Goemon ZERO

クスってなったのが大向こうさんの「らうーる!」wそうよね、村上!とか言われても一瞬わからんwあと附け打ちさんは以前みやちゃん指導頂いた方?含め和楽器の方たちも本職さんかな?

動きは概ね同じだけど、五右衛門が8の字に刀振るとこが斜めに花道駆け抜けるのではなく岩本くんがステージの真ん中客席に背を向ける形になってた。あとはIMPACTorsさんたちの動きはついつい見ちゃう。この位置かつての渡辺くんと同じだなーとかね、目を細めてwいつかのすのーまんだね。ラスト鉄棒上に上がるとこで大河くんと新くんが目くばせして〝うん〟ってうなずいて一緒にタイミングあわせて上がるの見てばあさんちょっとウルっときたよねwいつか、大河くんあたりが花道梯子の上とか任されてるときが来たら〝え?誰担?〟な勢いで泣くと思うwがんばってね。

 

🔹Mai〜舞〜

ここまでで約6000文字だけど、わたしこの感想取りかかったのは、この場面を自分の言葉で書き残しておきたいだけだったのよ。もーほんっと好き。ってことで行ってみよう!

 

演舞場のステージに白の紗幕。今年は奥から情夫(なら物語としておもしろい主観)役?に目黒くん。愛妾は亮太夫。目黒くんの青の着物に描かれてるのは女郎花かなあ。くーっにっくいことすんなぁーって思ったけどオミナエシかどうかは調べてないw

A2メロで視線が花道にかわり奥からさく姫。愛しき人との束の間逢瀬で約束の場所を探すことしばし。足流して片膝立てた座状態ですっぽんから渡辺。その姿をみつけると、楚々と寄り、後ろからだーれだ?と両手で目隠し。その両手をやんわり握り振り返ると、道ならぬ恋に落ちたふたりの両の目はお互いをしかと映す。みたいなねーーーーー💙💖

座るさく姫の隣で膝立ち、ふたりで月を見上げるとおもむろに姫の手を取り逢瀬に相応しく舞台へ誘う。くーーーーっさっくんの手引く早足なべさんおっとこまえぇぇぇぇぇはい昇天😇

 

Bメロ最初は、4人で舞。さくなべの振りかぶりの動線というか、扇のシンクロすんばらしいっす。長年隣の立ち位置で踊り倒してきた2人だけあってさすがの息の合い方で、ふたりが突然ダンスバトルしはじめる昔のステージ上手の光景思い出しちゃったよ。何度でもリピりたい衝動おさえられない。

で、めぐあべ。が、さぁぁぁぁぁ。三宅くんと滝様のその場面でしてらした!憧れ焦がれた!くるりんって抱き寄せて唇奪うあの場面ですよ!!!がぁぁぁぁ渡辺くんの見たかったぁぁぁぁ(そろそろうるさい)。いっやぁぁそれにしてもあべちゃんの下がり眉がね艶っぽい艶っぽい。去年より綺麗になったのは、ひとりの女に決められない優男をついに袖にして、自分だけを愛する男に目一杯愛されたからでしょうかぁぁぁぁぁ。とかねwまあ妄想たのしいたのしいw

一方のさく姫と渡辺は背中合わせにすれ違うも、ぴたりと離れず正面から引き寄せ、瞳逃さぬようグイと覗き込み恥じらうさく姫を見つめる渡辺。ぎゃぁぁぁぁぁあんな熱い視線で情愛たっぷりに覗き込まれたら、その場で石になりまするぅぅぅぅはい昇天😇(南無南無)。

 

ここ4小節ずつ、めぐあべ→なべさくってアングル切り替わるから映ってないとき何してるのか気になるから、メイキング映像で反対側見せてほしいー。渡辺くんここで要返ししてるとか?

 

この場面に限らず今回さくなべ密着多いよね(息切れ)。さくなべで上手行った時さっくんが扇ふわっと持ち替えるの、すってきだったあ。あれイレギュラーな要返しかな?そして4人で舞い、最後に女形ふたりがとりどりの花びら降らせて終わり。

 

限られた時間で作り上げるが故日毎顔の違う去年とちがって、よそゆきの白塗り顔は精悍さ増して優男に磨きかかってたね。来年も続きみたいです。打掛ひっぺがして覆い被さりつつ奈落におちてくやつね!あれ絶対渡辺くんで見たい!見せてください(言霊)。

 

🔹Kacho Fugetsu

(藍色羽織風ジャケット・袴風幅広パンツ)

正直初見は、白塗りじゃないんかーいっ!桜色の布振り回さんのかーいっ!ってなったけど、そんな感想想定内!その上行くよ!とでもいわんばかりのちょー粋な振りが付いてました。

♪夏に散る♪のとこだったかな?歌舞伎を思わせる動きでダウンダウンダウンって3拍落とす肩とかね、中のシャツが袖なしで、それが見えるくらいぶんぶん腕振り回すと、遠心力でひるがえる裾先が必死に渡辺くんのカラダに巻き付こうとするのが愛しくて。白い手首合わせて引き寄せるのが今までになく力みなぎってて。それなのに♪花鳥風月♪で空仰ぐと儚くて。もう見たい渡辺くんてんこ盛り。

そのあとね、Cメロの♪空を自由に舞って♪のあとの2拍の音で、強く胸開いて鼓動ふたつ刻むとこがあるんだけどあれ全なべ担が好きなやつだと思う(TT)。もーかっちょええのなんのってな(TT)強いんだけど柔らかく膨らむ胸のしなやかさな(TT)

そのながれで大サビ大合唱だからめっちゃテンションあがる。しなやかにたわむ両腕も隆起する胸も惜しむことなく開いて大きく旋回してくるのが優美です、渡辺さん雅やか。よ、カブキモノ。

 

どんな振りも渡辺くんが操るものが他のどんな踊り手のものより好きなんだと、改めて思う次第です。

 

来年このままで見たいなあ。最初は下手で最後が上手です_φ(・_・

んーどちらを選ぶか悩むぞこれ(チケット当ててから言えw)

 

後頭部に左手を滑らせひざまずき天を仰いで終幕。

 

夢から覚め、無防備に寝癖つけたままの小田くんは、そのまままた夢の中、誰かに語りかけられ心の目で探すと自室の壁、うちわのおまるちゃんw

半兵衛以蔵官兵衛 銀金 あべぞう 徳俵 新吉 おまる

の順だったかな、うちわw

 

初代鼠小僧が特別かっこよくてモテモテだったことを前出の本で音読するも、ページめくり「でも死にました」で落とすのいかにも滝様w

 

🔹Jirokichi AKA Nezumi Kozo

タイトルスペル違うかも?お葬式から始まる流れは同じで、風景が時代劇風になってて、銀さんのお勉強部屋と金さんのオモチャが公開されてるw

あと銀さんの蘭学のお勉強が、田崎先生じゃなく杉田(玄白?)先生になっていよいよ解体新書のお勉強始めたっぽい。すごいぞ銀さん次は蘭学医にでもなってるかなw

そんな渡辺くん。お色気シーンで金ちゃんをがっしり抱き寄せるんだけど、実はとても大切そうに金ちゃんの腕と後頭部あたりにまわされて、その銀ちゃんの手がちゃんと渡辺くんの男の手でドキドキしちゃったw最終的には、わしら何見せられとるんやって感想だけどw

あとね、金銀抱き合いながらアングルが旋回するとき、渡辺くんの袴の隙間から着物の腰回りのラインが垣間見えるんだけどもさ。細いが鍛えられたお尻の山が最高峰(使い方おかしいw)一時停止したい衝動止められないw

 

残念なのは新吉さんとあべぞうおまるのミュージカルパートがなくなっちゃったこと。ドラマ仕立てだから仕方ないのかな。あとセットの中の分、こじめぐラウの黒影組の場面に迫力増して向井くんの悪い顔すっごいイイ。普段の甘えんぼさん風情とのギャップやばい。

あと、絶対知りたくなかったネタバレ当の本人の記事で知ったんだけどさ、うんナベロウだけどw町人いんぱくたーず衆の詰め寄りに苛立つ徳俵さんに、足蹴にされてるような子(あべぞうナベロウ)はいませんw普段の舞台より、より小さなお子さんが観る可能性考えてかな?w

名入りではない小判大量に降りました。拾わないでっておまるちゃんが言うから拾わなかったけど、帰宅したらカバンやノートに忍び込んでた。てやんでい、風流じゃねえか。

ってことで。

だいぶ走った感想になっちゃったな。映画DVDになりますように。そして来年の二幕はちゃんと文字残しする!チケット当たれ!!いや当ててください神様仏様ジャニーさん滝様南無南無南無(本気の御祈祷しよっかな)

 

🔹WITH LOVE

濡髪ではないWITH LOVE。尊くもあり、やはり寂しくもあり。この曲を聴く前、前髪から雫こぼしながら大立ち回りが今日も無事に終わり少しだけ安堵の表示浮かべるSnow Manを柔らかな声色で紹介してくださる滝様のキャスト紹介がないのは、やはり寂しいです。

 

予告映像で流れてたのはBメロ渡辺くんパートからサビに向かうところ。ここだけでなく何度となくステージから客席が映し出される場面があって、ああ、これが渡辺くんたちの見てる景色なんだなあ。と思うのは映画でしか感じることのできない感想だね。

しかしここまでさして泣くこともなく過ぎてきたのに、大サビでIMPACTorsさんたちが入ってくるあたりで、もうやばい。襟に少し飾り施された白のスーツなんだね。それこそ映画じゃなかったらそこまで視界に止まらなかったよ。まだ全然、それを着ていたSnow Manを思い出せるのにね、流れた時間はこんなにも大きくてとてつもなく感慨深い。

Snow Manが着ているみやちゃんが考えたという終幕のスーツは日生歌舞伎など最初頃の赤と同じで、滝さまの立ち姿鮮明に思い出すフォルム。憧れてたんだろうなぁ。というのは去年も感じたけど、みんなよく似合うようになって、こちらが言うのは違うけど本当に誇らしいです。

 

そして。

大サビ♪ありがとうと言えるよ目の前の♪で

〝目の前〟を示す振りを、舞台時少し照れくさそうに抑揚つけて弾くようにする、大好きな場面の渡辺くんの、少し余所行きの顔がちょうど映し出されて決壊が崩壊するのに、

そこから追い討ちかけるように…

 

僕らのステージをあなたに届けよう

唄う景色を見つめながら

今度は必ずみんなで歌おうよ

笑顔で会えるよ

その時までWITH LOVE

 

って新しい歌詞がついていたから。

 

どこかの公演だけ特別にするもんじゃないと千秋楽で演者の泣く姿や、泣いて終わるエピローグを嫌ったジャニーさんを思い出すから、出来るだけこちらも泣きたくないって思ってるんだけどね。これはさすがに今回は泣いてもいいよって聴こえるような気がしたよ。

 

そしていつものように陣組んで手話振り後、フィナーレは岩本くんによる

「春の踊りは!」

そしてみんなで

『よ〜いやさぁ〜!』

 

🔹LOVE

そしたらね。そのあとエンドロールでこの曲の前奏が流れ始めたから、瞬間にもう嗚咽するほど泣けた。去年の南座初日、組曲の前奏流れてきたときのデジャブみたいだった。

 

逆転ラバーズのカップリングにwithでユニット名入れてもらって、これはもうSnow Man、CDデビューしたってことでいいじゃん!ってみんなで話した2018年の頃。この曲にSnow Man ver.なんてクレジットされる日が来るなんて考えもしなかったです。滝様、三宅くん、ありがとうございます。歌い継がせてもらってるSnow Manを見られて、デビュー曲とはまた別の次元でいろんな気持ちが昇華されていくのを感じました。

でもね。同じ劇場で空を舞いあがるおふたりや、Cメロでステージの真ん中にぎゅっと集まり揺れるSnow Manを思い出したりして。少しだけ、戻りたいな なんて思ってしまったり。そうして昇華されることに少しだけ寂寥を覚えつつ、でもやはり気持ちは充たされていました。思い出を消すことはできない、それでいいよね。

 

合わせてね。今回のキャストが演舞場のロビーを始発に前奏で右扉開いてみんなでステージ方面目指すの。

キャスト束ねて劇場を練り歩く座長Snow Manが誇らしくて、それから…

新橋演舞場が恋しくて恋しくて泣きました。

 

少し冷静にみられるようになったころ、渡辺くんが小田くんを高い高いしてたり、大河くんに同じようなことしてた記憶あるんだけど、感情揺さぶられすぎて定かではないので、また映画館で確認します。劇場マジックでびっくりするほど泣けたけど、映画館なら大丈夫でしょう。

 

そして。号泣したまま終わって客電ついたらどうしようって少し不安になってたらお江戸の皆様による、Crazy F-R-E-S-H Beat  w

金は金のまま、もちろん銀は銀のままww 歌唱パートで扇マイクがわりにしたり、煽ぎながら出てくる銀ちゃんSo Cute💙そしておまるちゃんがちゃんと内股でまたきゅーと💜

泣きっぱなしで終わらないこれまた監督の手腕w思うままでしたw

 

(追記)

2020→2021

in the future

青いひらりと桜で来年の滝沢歌舞伎のお知らせ。

(12/6追記)

 

Directed by Hideaki Takizawa

ジャニーさんはEternal  Producerだったかな。

 

少し遠慮がちな、温かい拍手に包まれたフィナーレでした。でもやっぱりね。

アプローズ恋しい。

 

 

シアターに足運ぶ頃、街はクリスマスかあ。渡辺くん。会いたいよ。

 

 

いつか人類が病に打ち克ったころが。こんな滝沢歌舞伎の年もあったのよって話せるころが。心身共に健康で平和な未来でありますように。 心からお祈りしてます。